小児期に行う矯正治療のメリット

@ 将来、歯を抜かずに歯並びを治せる可能性が増える


あごの大きさと歯の大きさのバランスが取れていないと永久歯がガタガタで生えたり、骨格的なずれが大きいと前歯で物がかめないなどの不正咬合が出てきます。永久歯の交換がある程度進んだ小学校低学年頃になると、おおよその将来の歯並びの予測がつきます。 

   
まだあごの骨が柔らかいこの時期に歯の並ぶアーチを広げるような治療を行えば、永久歯の生える隙間が確保できるようになります。 

  
A 骨格的な改善が図れる  


骨格のズレは遺伝的要因が強いと言われています。やはり小学校低学年頃におおよその将来の骨格の予測がつきます。この時点でヘッドギアやフェイスマスクなどの装置を使うと、あごの成長の促進および抑制を行えるので、効果的に行えば将来の矯正治療も期間の短縮や健康な歯を抜かずに行えるようになります。   


B 不正咬合の予防が図れる  

 

乳歯の虫歯を‘どうせ健康な大人の歯が生えるから’といって放置していると、虫歯で抜けた歯のスペースを奥歯の6歳臼歯が埋めるように移動してきます。すると後から生える永久歯の出る隙間が無くなり、出てきてもガタガタになってしまいます。 


もし、虫歯で保存が難しい歯があれば、矯正装置によって永久歯の生える隙間を確保(保隙)することができます。  また、指しゃぶりや爪かみなどの癖がいつまでも残っているとかみ合わせに影響するだけでなく、骨格の成長にも悪い影響を与えます。早めに注意を受けて治したり、再発を予防することが大切になります。